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2017年冬を大予測!

弊社独自の調査をもとに、2017年冬の傾向を予測冬発売商品の開発の際、ぜひご活用下さい。

【菓子パン】
バレンタイン前にチョコ旋風!

 関西・関東ともに、チョコを使った新製品が去年より大幅に増加。去年の冬はチョコ製品とともに、 豆や抹茶などの和素材を使った新製品も多くありましたが、今年はチョコが目立つ売り場となっていました。商品を見ると、チョコを生地、クリーム、トッピングなどで ダブル、トリプル使いしたものが圧倒的に増えていました。また、チョコフェアの時期がどんどん早まり、「ショコラフェア」を謳うなどして、バレンタイン本番時期よりも、 1月末にチョコ商戦が最も盛り上がる傾向にあるようです。 来年は、1月からチョコフェアを企画し、チョコを重ね使いしたチョコ尽くしのパンで市場を盛り上げてはいかがでしょうか。


【惣菜パン】
■わかりやすさやインパクトが大事!

 
新製品の使用素材を見ると、関西では野菜、調味料が増加。調味料は、去年いろいろな種類がありましたが、 今年はマヨネーズやタルタルなどのこってり系と、柚子胡椒やハーブなどのさっぱり系に二極化していました。 一方関東では、関西と逆の傾向で、野菜、調味料は減少し、肉類、料理が増加。ミートパイやコロッケなどの、具材感やボリュームのあるがっつり系メニューが 印象的でした。しかしその一方で、塩バターパンやコーンパンなど、見た目もシンプルで、食事と一緒に食べられる食事パン寄りの新製品も見られました。 惣菜パンは、味付けや素材使いで、極端なくらいインパクトとわかりやすさのあるパンをつくってはいかがでしょうか。

「○○すぎる」くらいでちょうどいい
 いま市場では、「○○すぎる」モノやコトがSNSで話題になったり、テレビやアミューズメントパークの企画テーマになったりしています。 ワードのインパクトで興味をひきつけ、実際に想像を超えたものであれば、消費者の満足度は高いでしょう。見た目やネーミングで買い手の心をつかみ、 重ねすぎたり、季節感を盛り込みすぎたりと、遊びゴコロのある菓子パンづくりや、両極端な惣菜パン対決企画などで、楽しい売り場を演出してはいかがでしょうか。

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