業務用製パン・製菓用フィリングメーカー

ホールセール調査分析報告
進むお客様の多様化！それぞれの対応は？

コンビニの傾向   価格上昇傾向。高くても売れるコンビニ！ ～目的に合う品揃えがポイント～ 東西問わず価格上昇が見られたコンビニで、目立った変化は、菓子系パンから食事系や調理系へのシフトと、入数分布の変化です。     菓子パンは2個入り、5個入りが増加し、食事パンは1個入りと6個入りが増加するなど、個食からファミリーまでの幅広いニーズに合わせた品揃えへの変化が見られます。      高齢者や主婦の活用が広がるコンビニでは、各々の食シーンという目的に合う商品が求められており、その目的を満たす品揃えがポイントです。

スーパーの傾向

価格は下がるも、1個ものの菓子、調理系増加。 ～選ぶ楽しさと買いやすさがポイント～ 一方、スーパーでは、価格低下が進んでいます。理由の1つは1個入り商品の割合が増加し、 食事系よりも、菓子系、調理系が充実する傾向にあることです。

菓子系パンの内訳を見ると、デニッシュ生地や洋菓子の割合が伸びており、 菓子パンのスイーツ化が進んでいるようです。また、大阪の菓子系で100～140円が増加、 東京の調理系では昨年見られた200円超の高額帯は激減し、比較的高価とはいえ 買いやすい170、180円台商品の増加が見られました。

ファミリーから個食への対応が進むスーパーでは今まで以上に選ぶ楽しさや買いやすい価格が 求められるようになっているのではないでしょうか。

■これからの商品作り コンビニでは、来店客の行動に想像力を働かせ食シーンに合わせた商品作りを、 一方スーパーでは、お客様の興味をそそるような、よりワクワクできる商品作りに 重きを置いてみてはどうでしょうか。